こんにちは、リロさんです‼
年始に「Steam Deck OLED」を購入し約2か月ほぼ毎日使用してみましたので、
今回はアクセサリー関連も含めてレビューしていきたいと思います。
目次
STEAM DECK OLEDとは
2021年にPCゲーム最大手のプラットフォーム「Steam」を運営するValve Corporationが発表した携帯可能なゲームコンソール
Steamで利用可能なPCゲームをプレイすることができます。
Steam Deck OLEDとはOLED(有機ELディスプレイ)を搭載したモデル
OLED(有機EL)ディスプレイは、より高い色彩表現、コントラスト比、応答速度を提供するため、画質が向上し、バッテリーも強化されたモデルになります。
販売はオンラインストア「KOMODO Steam Deck Store」や家電量販店の一部店舗で購入可能となってります。
■販売バージョンは3種類となっています。
KOMODO Steam Deck Storeでは
売り切れだとしてもで1~2か月で定期的に入荷します。
※購入の際は転売価格にご注意ください!
「LCD(液晶ディスプレイ)256GB」:販売価格 59,800円
・容量:256GBNVMe SSD
・1280x800オプティカルボンディングLCDディスプレイ
・7インチ(対角)のディスプレイサイズ
・最大60Hzのリフレッシュレート
・7nm APU
・Wi-Fi 5
・40Whrバッテリー;2~8時間のゲームプレイ(コンテンツによって異なります)
・45W電源(1.5mケーブル付属)
・キャリングケース
・Steamプロフィールバンドル
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「OLED(有機ELディスプレイ)512GB」:販売価格 84,800円
(赤文字は256GBからの変更点)
・容量:512GBNVMe SSD
・1280x800 HDR OLEDディスプレイ
・7.4インチ(対角)のディスプレイサイズ
・最大90Hzのリフレッシュレート
・6nm APU
・Wi-Fi 6E
・50Whrバッテリー;3~12時間のゲームプレイ(コンテンツによって異なります)
・45W電源(2.5mケーブル付属)
・キャリングケース
・Steamプロフィールバンドル
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「OLED(有機ELディスプレイ)1TB」:販売価格 99,800円
(青文字は512GBからの変更点)
・容量:512GBNVMe SSD
・1280x800 HDR OLEDディスプレイ(プレミアムアンチグレアエッチングガラス採用)
・7.4インチ(対角)のディスプレイサイズ
・最大90Hzのリフレッシュレート
・6nm APU
・Wi-Fi 6E
・50Whrバッテリー;3~12時間のゲームプレイ(コンテンツによって異なります)
・45W電源(2.5mケーブル付属)
・内側が取り外し可能なキャリングケース
・Steamプロフィールバンドル
・限定起動動画
・限定仮想キーボードテーマ
製品画像
今回購入したのは「Stema Deck OLED(有機ELディスプレイ)512GB」になります。
パッケージ
内容物
ジッパー加工がされていますが、横にスライドさせることで破かずに取り出すことが可能です。
ジッパーの留め具は切らないと開けられないので泣く泣くカット。
キャリングケース自体は3000円以上してもおかしくなさそうな質感で満足度が高いです。
中はクッション構造ですが、その外側が固い素材となっていますので衝撃やつぶれにもある程度耐えられそう。
OLED版から2.5mに延長された電源ケーブル
アダプタ部分は思ったよりも小型となっています。
購入アクセサリー
本体保護カバー
■Skull & Co.SteamDeck・SteamDeck OLED用保護カバー
内側にはパックマンやインベーダーなどのかわいらしい模様がはいっています。
液晶保護シート
■ミヤビックス 反射防止 保護フィルム OverLay Plus Lite
コントローラーグリップシール
■TALONGAMES トラックパッドプロテクター
■TALONGAMES コントローラーグリップ Ultraバージョン アンチスリップテープ
外観(アクセサリー装着後)
開封時の画像と比較するとわかりやすいですが、保護フィルムによりアンチグレアが効いています。
指紋も目立たなくなるので貼ったほうが良いです。
本体右上にある電源ボタンは指紋認証機能はありませんが、OLED版から赤色になっています。
電源ボタン横がい充電の状態を表示するインジケータになります。
インジケータ横のUSB-Cで充電ケーブル、USBアクセサリーの接続が可能です。
本体左上は音量ボタンとイヤホンジャックがあります。
十字キーとLスティックの中間にあるのが、コントローラーでオプションボタンにあたる「表示ボタン」です。
トラックパッド下のSTEAMボタンはHOME機能が使えるボタンです。
ABXYボタンとRスティックの中間にあるのがコントローラーでスタートボタンにあたる「メニューボタン」です。
トラックパッド下のボタンはクイックアクセスボタンになり、画面&サウンドの設定やパフォーマンス設定が変更できます。
背面のボタンは「L4、L5」「R4、R5」の4種類あります。
割り当ては自由に変更可能です。
私の場合は「L4、L5」にLスティック押し込み、「R4、R5」にRスティック押し込みを設定しています。
LRトリガーはPS5のコントローラーの感覚に近いです。
※アダプティブトリガーの設定はしていない状態
L1、R1はカチカチ徳リッキーな感じで、L2、R2はコトコトと反発が弱めです。
トラックパッドは指を動かすと内部で振動が起きるので独特な感覚が味わえます。
スティックは滑らかな動きながらも少し硬めの操作感です。
↑個人的にはここがとても重要
SDカードスロットは本体右下にあります。
差し込み口にカバーなどはないのでホコリが入らないように注意が必要です。
■本体保護カバー装着後
グリップの形状は大きく変わりませんが滑り止めがついているので滑りにくさが上がっています。
この本体カバーの特徴はグリップの下部分が平らになっており、
スタンドがなくても本体を立たせることが可能です。
思っていた以上に安定するので充電時のスタンド代わりとなります。
後日背面ボタン用に購入した「Steam Deck用グリップ改善ボタン保護キット」
背面ボタンの厚みがないので、元から少し押しにくかったのですが、特に本体保護カバーを装着した場合は周辺は厚みが増すのでなおさら押しにくく感じていました。
こちらを子装着するとボタンがカバーよりも手前に飛び出すことになるため格段に押しやすくなります。
装着は両面テープでボタンに張り付けるだけなので取り換えも簡単です。
Switchとの比較
SteamDeckの画面はSwitch本体と程同じサイズ
※Switchは枠があるので画面はもっと小さいです。
厚みは倍ほどあります。
ただグリップ形状になっているのでとても持ちやすいです。
重さは250g程の差があります。
持ってプレイというよりもデスクなどに腕を置きつつプレイするのがよさそうです。
さすがに持ち上げてのプレイは腕が疲れます。
本体起動
初回起動させたらソフトウェアアップデートを行いましょう。
319本中最適化されていたのは65本程度、ただし快適に動作と補償されていないゲームでも普通に動く場合が多いです。
【BROTATO】
ヴァンパイアサバイバー風ローグライクゲーム
動作もサクサクで全く問題なし、寝転がってプレイできるのでSteamDeckととても相性が良いです。
【スーパーロボット大戦30】
快適に動作に含まれていましたが実際に起動すると真っ黒な画面のまま落ちでホーム画面に戻されてしまいました。
原因は不明ですが、ネットで調べても動作する人しない人で別れるようです。
PC画面のストリーミングの場合は問題なく表示できるのでゲームによってはストリーミングプレイのほうがよさそうです。
処理不可がかからず、バッテリー持ちがよいのでPCがある方はおススメ!
【パルワールド】
一応プレイはできますが、最低設定でも冷却ファンがうなります。
30分~1時間ほどプレイするとゲームが落ちてしまう場合があったので、
ストリーミングでプレイしていました。
感想
良い点
・FHDではなくてもきれいな画面
1280x800の画面でFHDではありませんが、このサイズの画面であれば横に並べて比べない限り、映像が汚く見えることはなさそうです。
さらに有機ELディスプレイできれいに見えるので、購入前に気になっていた画面解像度は全く問題ありませんでした。
・スティックが固くてよい
SteamDeckと購入を悩んでいたのがASUSの「ROG Ally」でしたが、あちらはスティックが柔らかすぎて違和感がありました。
SteamDeckはPS5コントローラーよりも少し硬い程度なのでなじみの操作感といった感じで触っていて気持ち良いです。
・思った以上にゲームが動く
サイバーパンクなどAAAクラスのゲームでも設定次第ではプレイ出来ます。
インディー系の2Dゲームなどは問題なくサクサクプレイできますので
よほどきれいな画質でプレイしないと気が済まない方以外にはお勧めできると思います。
・ファンの音が比較的静か
UMPC全般に言えますが、ゲームプレイは小型の本体に負荷をかけることになるので冷却のためにファンが回転することが多いです。
SteamDeckもファンが回転すると音が出ますが、比較的静かです。
3Dゲームをハイクオリティ設定にしない限りは許容できる動作音だと思いますし、
2Dゲームだとファンの音すらしない動作音です。
気になった点
・十字キー、ABXYボタンとスティックの位置がかなり独特
通常のコントローラーよりも配置の感覚がかなり近いので慣れるまでは違和感があると思います。
・バッテリー持ちは改善されてはいるものの「カセットビースト」を3~4時間ほどプレイするとバッテリーが低下するので、今後のモデルではもう少し改善してほしいです。
・STEAM以外のゲームプラットフォームをインストールすることも可能ですが、PCモードに切り替えが必要なため結構手間です。
もう少し簡単にインストールすることができると使い勝手が上がると思います。
まとめ
SDカードが使えるので本体容量は少ないもので大丈夫です。
液晶、有機ELの違いはありますが、並べて比べない限り気になることはないと思うので
値段の差で安いバージョンを買っても良いと思います。
一番の懸念はバッテリーですが、何時間連続でゲームをプレイするかで判断してよいでしょう。
また、PCを持っている方はストリーミングプレイができるので、ハイクオリティゲームも寝転がりながらのプレイに最適です。
セカンドPC兼ポータブルゲーム機として購入して損はないと思います。
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